英文法解説:文の構造と述語動詞の使い方「To the consternation of these humanist philosophers…」

Q&A

この記事では、英語の文章「To the consternation of these humanist philosophers, some psychologists and their followers seemed to imagine intelligence to be like a machine: the capacity of each person’s brain was set at birth, and then this brain followed the path programmed for it as its destiny.」に含まれる文法的な要素について詳しく解説します。読者の疑問にお答えしつつ、述語動詞や句構造の理解を深めるためのポイントを紹介します。

「seemed」はこの文の述語動詞ですか?

はい、「seemed」はこの文の述語動詞です。主語は「some psychologists and their followers」で、これに対して「seemed to imagine」という形で述語動詞が用いられています。「seem to + 動詞の原形」という構文は「〜のように思われる」や「〜のように見える」という意味を表し、ここでは「intelligenceを機械のように考えているようだ」と解釈できます。

「:」が入るとどのような意味になりますか?

「:」(コロン)は、一般的にその前に述べた内容を補足説明する場合に使用されます。この文では、コロンの前にある「imagine intelligence to be like a machine(知性を機械のようなものと想像する)」という概念を、コロンの後に具体的な説明として続けています。つまり、「the capacity of each person’s brain was set at birth…」という部分が、「intelligenceは機械のように見える」という主張を具体化しています。

「was set」で「決められている、定められている」という意味になりますか?

はい、その通りです。「was set」は「set」という動詞の受動態で、「決められている」「設定されている」という意味を持ちます。ここでは、「the capacity of each person’s brain(各人の脳の能力)が誕生時に決められている」ということを表しています。

「and then」以下だけ見ると「followed」は述語動詞になりますか?

はい、「and then」の後に続く「this brain followed」は独立した述語動詞です。「followed」は過去形の動詞で、「この脳がその運命として設定された道を辿った」という意味になります。この部分は、「and then」で新たな動作を表すため、前半の文に続くもう一つの動作を示しています。

「programmed」は過去分詞で形容詞として「the path」を修飾していますか?

はい、「programmed」は過去分詞形で形容詞として使われ、「the path(道)」を修飾しています。この部分は「the path programmed for it」という形で、「そのためにプログラムされた道」という意味を持ちます。つまり、脳が辿る道があらかじめプログラムされている、というニュアンスを表しています。

まとめ

この文章では、述語動詞の構造やコロンの使い方、受動態の解釈、そして過去分詞が名詞を修飾する役割について確認しました。このように英文を詳細に分析することで、文の意味がより明確になります。特に、「seemed」「was set」「followed」「programmed」などの重要な動詞や分詞が、文全体の意味を形作っていることが理解できたかと思います。

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