英語にはさまざまな接続詞が存在しますが、その中でも「nor」は独特な用法を持つ単語です。普段の日常会話で頻繁には使われませんが、文学や公式な文章では頻出する単語です。この記事では「nor」の基本的な意味や用法を詳しく解説していきます。
意味
「nor」は否定の意味を持つ接続詞で、主に「neither」や「not」の後に続けて使われます。日本語では「~もまた~ない」と訳されることが多いです。
類義語
特に類義語はありませんが、同じ否定の文脈で使用される「or」や「not」などの単語と関連が深いです。
言い換え
~もまた~ない
読み方
ノア
例文
- I like neither tea nor coffee. (私は紅茶もコーヒーも好きではない。)
- She is neither a singer nor an actress. (彼女は歌手でもありませんし、女優でもありません。)
- He can neither read nor write. (彼は読むことも書くこともできない。)
- It’s neither big nor small. (それは大きくもなく、小さくもない。)
- They are neither friends nor enemies. (彼らは友達でも敵でもない。)
- The movie was neither interesting nor boring. (その映画は面白くもなく、退屈でもなかった。)
- I have neither time nor money. (私は時間もお金もない。)
- She neither called nor texted me. (彼女は私に電話もしなかったし、テキストも送ってこなかった。)
- He was neither tired nor sleepy. (彼は疲れてもいなかったし、眠くもなかった。)
- The answer is neither yes nor no. (答えはイエスでもノーでもない。)
用法(使い方)
「nor」は否定の文脈で使用される接続詞です。特に「neither … nor …」の形が一般的で、二つの否定する要素をつなぐ際に使用されます。
また、文の開始として「nor」を使う場合もありますが、この場合は主語と動詞の位置を逆転させる必要があります。
例:I don’t like apples. Nor do I like oranges. (私はリンゴが好きではない。オレンジも好きではない。)
英語を学ぶ上で「nor」の正しい使い方を理解することは、より自然な英語表現を身につけるために非常に有効です。日常の会話だけでなく、様々な文章や文学作品での使用頻度も高いため、しっかりと理解し、使いこなせるようになりましょう。
この他にも、「英語の接続詞一覧表」などで英語学習が可能ですのでよろしければご覧ください。
参考資料:https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/nor
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